クレーム対応の重要性

顧客等からのクレームは、時に企業・法人にとって大きな悩みの種となります。
正当なクレームに対しては、真摯に対応していくことが求められますが、不当・悪質なクレームは、企業・法人の経営者や担当者を大いに疲弊させるものです。

近年では、電話などの録音が容易にできるところ、企業・法人がクレーム対応を誤ると、企業・法人側の対応がインターネットやSNSによって拡散し、信用低下につながるなどのリスクが高まっています。
この時代、企業・法人としては、顧客等からのクレームに対し、より一層、慎重かつ適切な対応を取っていくことが必要です。

クレームの種類と対応

クレームには、2種類のものが存在します。
正当なクレームと、不当・悪質なクレームの2種類です。

正当なクレームとは、企業・法人側に落ち度があり、相手方に何らかの具体的な損害が生じた場合で、相手方の要求内容や要求方法が適正・妥当なものを指します。
正当なクレームに対しては、事実関係を調査したうえで、事案の内容に応じて相手方への謝罪や損害賠償、担当者や責任者の処分などの適切な対応を取る必要があります。

一方で、企業・法人側に落ち度がないのに言いがかりを付けてくるとか、相手方の要求内容や要求方法が過剰・不当な場合には、不当・悪質なクレームですから、企業・法人としては毅然とした態度で対応に臨むことが必要です。
事案によっては、警察に通報することが望ましいケースや、弁護士と連携して対応窓口を移管したり、法的措置を検討したりすることが必要となるケースもあります。

弁護士にご相談ください

企業・法人のクレーム対応は、初動対応が非常に重要です。最初は小さな不満や困りごとであったものが、時間が経つことによって怒りが増幅し、要求がエスカレートしていく例があります。
クレームの初期段階で適切な対応を講じることによって、早期にクレームの収束を図ることが可能となります。
顧客等からのクレームが発生した場合には、初期段階から弁護士にご相談いただいたうえで、適切な対応方法を判断していくことが大切です。

当事務所の弁護士は、これまでに、顧問先をはじめとする地域の企業・法人様から、クレーム対応に関するご相談・ご依頼を多数お受けして参りました。
また、顧問先の企業・法人様においては、クレームの初期段階ですぐにご相談いただいた上で、適切な初期対応を取ることによって、クレームの早期収束を可能とするサポートを提供させていただくことができます。
顧客等からのクレームへの対応についてお悩みの企業・法人様がいらっしゃいましたら、当事務所にご相談いただければと存じます。

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当事務所のクレーム対応に強い弁護士の対応料金

●初回相談料:1時間1万1000円(税込)(顧問契約締結の場合は無料)
●クレーム対応(示談交渉)の依頼
着手金:27万5000円(税込)(顧問契約締結の場合は無料または割引)
報酬金:27万5000円(税込)(顧問契約締結の場合は無料または割引)

>>>クレーム対応に関する弁護士費用は、こちらをご覧ください。

クレーム対応の解決事例

●医療・福祉 医療法人が事務手続上のミスにより患者から執拗なクレームを付けられたのに対し、対応窓口を引き受けて収束させた事例
●医療・福祉 病院内で患者の転倒事故が発生し、患者の家族から執拗なクレームを付けられたのに対し、患者の家族との面談に同席対応して収束に導いた事例
●住宅建築 注文住宅の施工上の不具合に関する苦情がハードなクレームに発展したのに対し、交渉窓口となり不具合箇所の修補に関する示談書を取り交わして収束させた事例
●医療・福祉 介護施設の建設工事のせいで自宅が傾いたとのクレームが周辺住民の1人から発生したのに対し、当該周辺住民宛てに送付する書面の文案を作成して収束に導いた事例
●医療・福祉 顧客に軽傷を負わせる事故が発生し、高額の示談金を要求するなどのクレームを付けられたのに対し、示談金10万円の支払で合意して解決した事例

クレーム対応についてはこちらもご覧下さい

クレーム対応
●クレーム対応のポイント
●不当・悪質なクレームへの対応
●不当・悪質なクレームに対する法的措置
●クレーム対応に関する社内体制整備の重要性
●クレーム対応を弁護士に依頼するメリット
●カスタマーハラスメント(カスハラ)対策について