サービス業

サービス業は、日本全国で多数展開される事業であり、様々な業態のものがあります。
当事務所では、サービス業を営む企業様からのご相談・ご依頼を多数お受けしており、サービス業の運営においては、様々な法的リスクがあると言えます。
このページでは、サービス業を営む企業様向けに、サービス業を取り巻く状況と法的リスク、弁護士がサービス業向けに提供できる法的サポートについて、ご説明させていただきます。

サービス業を取り巻く状況と法的リスク

契約関係の問題

サービス業を展開するに当たっては、顧客・取引先とのサービスに関する契約、店舗等に関する賃貸借契約、その他様々な契約関係の締結が必要となります。
そして、これらの契約関係においては、契約書の内容が自社にとって不利なものであるとか、契約違反や解除・解約をめぐるトラブルが発生するなどのリスクがありますので、事前に十分な注意を払わなければなりません。

クレーム対応に関する問題

消費者の権利意識の高まりから、サービス業に対するクレームが増加しています。
クレーム対応を誤ると、企業イメージの低下や売上の減少など、深刻なダメージを受けるおそれがあります。
企業側に落ち度があるクレームには真摯に対応すべきですが、不当・悪質なクレームにどこまで対応するのかという問題もあります。
クレーム対応に当たる担当者のストレスも尋常ではありません。

労務管理に関する問題

近年では、労働者の権利意識が高まり、インターネットで容易に労働法関係の知識にアクセスできる環境であるため、従業員との労務トラブルが増加傾向にあります。
残業代問題や過労死問題の発生により、「ブラック企業」との悪評が立つことで、人材の採用に困難をきたすことなども考えられます。
労務管理の問題は、十分にご注意いただく必要があります。

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サービス業における顧問弁護士の役割

契約関係のサポート

顧客・取引先とのサービスに関する契約書、店舗等に関する賃貸借契約書、その他様々な契約書について、事前に弁護士のチェックを受けることをお勧めいたします。
弁護士に契約書のチェックを依頼することで、リスクを事前に把握し、回避することが可能となります。
また、契約違反や解除・解約をめぐるトラブルが発生には、弁護士のサポートのもとに解決を図っていく必要があります。
顧問弁護士による継続的な法的サービスをご利用いただくことで、安心して契約関係に臨むことができます。

クレーム対応に関するサポート

クレーム対応は、サービス業を営む企業様にとって、重要な法的課題の一つです。
弁護士によるサポートとしては、クレーム対応に関する社内体制整備、不当・悪質なクレームの窓口対応、事案によっては民事・刑事の法的措置などが考えられます。
当事務所では、クレーム対応に関するサポートが可能な顧問契約プランをご用意させていただいております。

労務管理に関するサポート

従業員との労務問題には、問題社員対応、解雇問題(不当解雇)、残業代問題、パワハラ・セクハラ、メンタルヘルス(うつ病等)など、様々な類型のものがあります。
弁護士によるサポートとしては、就業規則や雇用契約書の見直し、問題社員に対する退職勧奨や懲戒処分、固定残業代など残業代の発生を抑制する制度の活用、労働時間の適正管理、パワハラ・セクハラ事案への予防策・対応体制の構築、メンタルヘルス不調者の休職制度の整備・運用など、様々な実施事項が考えられます。
労務トラブルを防止するためには、顧問弁護士のサポートのもとに、労務関係の適正化に取り組まれるのがよいでしょう。

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顧問弁護士の活用をご検討ください

当事務所では、契約関係のサポート、クレーム対応に関するサポート、労務管理に関するサポートなど、サービス業向けの充実した法的サポートを提供させていただきます。
顧問契約による継続的な法的サービスも承っております。
法的トラブルや法的課題についてお悩みの企業様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、当事務所にご相談ください。

サービス業の解決事例

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